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■マダム ロランド・モレル (Rolande MOREL)
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村役場を退職したマダム・モレルは村を訪れる人達を歓迎して村興しに今でも一役買っています。
第2次世界大戦のノルマンデー上陸作戦の時は15歳で、ドイツ軍に占領されていた都市カーンCAENに両親と暮らしていたそうです。そのときの状況を聞いたところ、さっとパンタロンを上げて左脚を見せてくれました。脚には縦に長く傷跡が残っていました。砲弾がドアを破り家の中にまで入ってきた時の傷だそうです。また、マダム・モレルは連合軍の落下傘部隊をドイツ軍が地上から砲撃している現場にも遭遇しています。63年前の衝撃的な証言!
<恐くなかったですか?>と質問すると<あの時はまだ若かったですから>と笑い飛ばすマダム・モレル。ノルマンディーで最も美しいといわれるブーヴロン(Beuvrons)村のカフェでまだまだ元気なマダムの表情を写真に撮らせてもらいました。
浜田 達郎
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