Velib’(貸し自転車システム)に大成功を収めたパリ市は更に1年前(2011)から貸し自動車も始めた。もちろん車は電動である。管理は専門の会社に任せているが、基本料金1万5千円程を支払い、インテーネットであらかじめ予約すると好みのパーキングから目的地のパーキングまで移動できる。駐車場のきわめて少ない都市で自動車(auto)を自由自在(libre)に運転できるシステムをヴェリブにならってオートリブ(autolib)と呼ぶ。これで車を所有することなく必要な時だけオートリブ車で移動できるわけだ。オートリブは始まったばかりだが、パリジャン達が必要以上に車を所有せず、使わない事を将来目指している。現在1700台をパリジャンは使用できるが、将来は3000台を目指している。このシステムは世界で最初のものでソウル市を始め世界が注目している。(写真6) |