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ピナコテック・ド・パリ
『EDVARD MUNCH ou L’ ≪ ANTI-CRI ≫ 』


作品≪叫び≫で知られるノルウェーの代表画家エドヴァルド・ムンク。ピカソ、デュブュッフェ、ポロックなどと共に現代美術史に名を残す、世紀末の重要な画家の一人である。特に表現主義の画家として知られ、ドイツを中心に活動。パリにも滞在し、印象派の作品からも影響を受け、ムンクの作品の中にはその痕跡がみられる。世紀末的な不安と哀愁が漂う作品が多い。パリ市内でムンクの展覧会が開かれるのは20年来のこと。絵画、版画など約100点を紹介。そのほとんどはプライベート・コレクションのもの。ムンクの貴重な作品をパリで鑑賞できるチャンス。


Pinacothèque de Paris
28 Place de la Madeleine-75008 Paris
2010年2月19日(金)〜7月18日(日)
開館時間:10:30〜18:00(但し5月1日と7月14日は14:00〜18:00)
ノクチューン:毎週水曜日21:00まで
一般料金:10ユーロ
割引料金:8ユーロ
www.pinacotheque.com




ポンピドゥー・センター
『ピエール・スラージュ』


≪黒と光の画家≫として知られるピエール・スラージュ(1919−)の回顧展が昨年10月から開催されている。1979年にもポンピドゥー・センターで展覧会が行なわれており、同じ場所にて30年目にして2度目の画家の展覧会となる。第2次世界大戦後の抽象画家を代表するひとりで、黒の絵がスラージュの代名詞ともなっている。スラージュ自身 ‘outrenoir’(黒を超えた黒)を名付け、黒の探求を続ける。制作する黒の作品の中には光があり、鑑賞するものを惹きつける力がどこかにある。1946年から現在に至る作品約100点が展示されており、スラージュ生誕90周年を記念した展覧会となる。


Centre Pompidou
Galerie 1, niveau 6
2010年3月8日(月)まで
開館時間:11:00〜21:00(木曜日は23:00まで)
閉館日:火曜
一般料金:12ユーロ
割引料金:9ユーロ
www.centrepompidou.fr



Pierre Soulages
©Adagp, Paris 2009 - Photo©Bruno Levy/Challenges-ré a : Pierre Soulages
©Centre Pompidou, Direction de la communication, conception graphique : Ch.Beneyton, 2009


マイヨール美術館
『セ・ラ・ヴィー!ポンペイからダミアン・ハーストまでのヴァニタス』


『死』をテーマとし、象徴性の強い静物画ヴァニタスに焦点を当てる。バロック芸術の巨匠カラヴァッジョからイギリスの現代美術を代表するダミアン・ハーストまでのヴァニタスに関連する作品を紹介。現代アートにおいて、ヴァニタスに対する関心度を高めさせさせたダミアン・ハーストの≪ダイアモンドの頭蓋骨≫は21世紀初のイコンとなる。絵画、彫刻、写真、宝石、オブジェなど約160点を展示。新しく美術館のアート・ディレクターに任命されたパトリッツィア・ニッツィの企画による初の展覧会。


Musée Maillol
59-61 rue de Grenelle - 75007 Paris
2010年2月3日(水)〜6月28日(月)
開館時間:10:30〜19:00
閉館日:火曜、祝日
一般料金:11ユーロ
割引料金:9ユーロ
www.museemaillol.com








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