ポンピドゥー・センター
『ピエール・スラージュ』
≪黒と光の画家≫として知られるピエール・スラージュ(1919−)の回顧展が昨年10月から開催されている。1979年にもポンピドゥー・センターで展覧会が行なわれており、同じ場所にて30年目にして2度目の画家の展覧会となる。第2次世界大戦後の抽象画家を代表するひとりで、黒の絵がスラージュの代名詞ともなっている。スラージュ自身 ‘outrenoir’(黒を超えた黒)を名付け、黒の探求を続ける。制作する黒の作品の中には光があり、鑑賞するものを惹きつける力がどこかにある。1946年から現在に至る作品約100点が展示されており、スラージュ生誕90周年を記念した展覧会となる。
Centre Pompidou
Galerie 1, niveau 6
2010年3月8日(月)まで
開館時間:11:00〜21:00(木曜日は23:00まで)
閉館日:火曜
一般料金:12ユーロ
割引料金:9ユーロ
www.centrepompidou.fr
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Pierre Soulages
©Adagp, Paris 2009 - Photo©Bruno Levy/Challenges-ré a : Pierre Soulages
©Centre Pompidou, Direction de la communication, conception graphique : Ch.Beneyton, 2009
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