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■小さな村の大統領選挙



  4月晴天のドライブでノルマンディーの村道沿いに小さな村役場(Mairie)を見つけました。こんな小さな村役場にも大統領選挙候補者たちのポスターが堂々と並んでいます。何だかポスターの列の方が村役場の正面より長いような気がします。
  5年ぶりに行なわれるフランス大統領選挙(4月22日)の候補者は12人。候補者となるには全国市町村長500名以上のサインが必要なのです。そして第一回国民投票で得票数上位2位を占めた候補者が2週間後の再投票で決着をつけます。
  果たしてPuto-en-Auge村の村長さんは役場右手に見えるポスターのどの候補者にサインを与えたことやら?ピュト村の小さな役場を見ていると大統領候補者の数が村の投票者数を上回っているのではないかという気がして何だか心配になってきました。
  それにしてもフランス民主主義は全国津々浦々まで沁み込んでいることをピュトの村で実感いたしました。




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